茅ヶ崎同盟教会たより 2021年1月
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神を愛する人たち,すなわち,神のご計画にし
がって召された人たちのためには,すべてのことがともに働いて益となることを,私たちは知っています。          
   ローマ書8章28節
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●最近,ゴルフに関するエッセイを読みました(キリスト教とゴルフ:向井孝史:関西学院大学)。スコットランドのロイヤル・マッセ ルバラ・ゴルフクラブは,1774年に設立された世界初の会員制クラブとのこと。その設立に深く関わったのは何と国教会の牧師でした。アレクサンダー・カーライル牧師は,そこで行われた最初のトーナメントで優勝するばどの腕前だったそうです。ゴルフ黎明期には牧師や司祭がその発展に大いに寄与したそうです。
                     

●エッセイを記した向井氏によると,ゴルフは「不条理のスポーツ」とのこと。ナイスショットと思ったボールが突然の横風に流されて池に落ち,罰打が加えられる。その不条理を冷静に受け止め,いかに最善の対処をするか。大自然のもたらす不条理との闘いのスポーツであると言います。                                                         
●不条理に遭遇して,落胆,絶望することなく,苦難を受け止め,最善を尽くすことができるのは,目の前の状況を越えた視座を得ることによると思います。「すべてのことがともに働いて益となることを」信じる人は,たとえ不条理に直面しても,人生を諦めることが ありません。神が,すべてのことを益としてくださると堅く信じるからです。                                                                       

●昨年,教会の方からゴルフセットをお下がりでいただきました。今年は聖書の信仰を思い巡らすゴルフをしてみたいと思います。  皆さんの上に神の祝福がありますように。
牧師 山村諭