今月の言葉(2003年11月

茅ヶ崎同盟教会たより:200311
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時が満ち、神の国は近くなった。悔い改めて、
福音を信じなさい。(マルコの福音書1章15節)

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1O月31日は宗教改革記念日です。1517年10月31
日、ルターはウィッテンべルク城教会の扉に
『95カ条の提題』を張り出しました。これが
全ヨーロッパに大変な反響を呼び起こし、後の
宗教改革の発端となったのです。

『提題』の第1条でルターはこう訴えました;
「我々の主であり師であるイエス・キリストが、
『悔い改めよ、云々』と言われた時、彼は信仰
者の全生涯が悔い改めの行為でなければならな
い、ということを意味されたのである」。

絶えざる悔い改めは絶えざる自己否定であり、
絶えざる自己否定は絶えざる自己変革を意味し
ます。安易に現状を肯定したり現状に甘んじる
のではなく、主によって絶えず新しく作り変え
られることを祈り求めて生きて行く…、それが
「信仰者の全生涯」なのではないでしょうか?

     主の祝福をお祈りします!
    牧師 熊谷徹(Toru KUMAGAl)