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茅ヶ崎同盟教会たより 2005年9月
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夕暮れ時に、光がある。
          (ゼカリヤ書14章7節)
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これは、藤林益三・元最高裁長官が「私の好き
な言葉」として世間に紹介したことで一般の人
にも知られるようになった聖句です。

私は夕暮れの海が好きです。夕暮れでなければ
見ることの出来ない素晴らしい輝きがあり、そ
の美しさにハッとさせられます。そのように、
人生の夕暮れにも、夕暮れでなければ見ること
のできない絶妙な輝きがあると思うのです。

「私達はしばしば不吉な予感をもって老境を見、
夕暮れになっても光があることを忘れてしまう。
だが、聖徒たちにとって老年は、生涯の黄金時
代なのである。…(中略)…尊い経験の成果が、
人生の夕暮れ時に収穫され、魂は安息に入る備
えをするのだ」(C. H. スポルジョン)。

人生の夕暮れ時になってもなお、「わが人生に
光あれ!」と言えますように!

    主の祝福がありますように!
       牧師 熊谷撤