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茅ヶ崎同盟教会たより 2005年11月
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神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従っ
て召された人々のためには、神がすべてのこと
を働かせて益としてくださることを、私達は知
っています。 (ローマ人への手紙8章28節)
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今年の春と秋、私は二回手術を受けました。手
術は肉体的にも精神的にも結構っらいものです。
しかし、今思うに、その辛さを通して色々なこ
とを学ばせていただいた気がします。しばしば
人は、苦しみや挫折や悲しみを通して、それま
で知ることのなかった貴重なものに気付くこと
があるものです。私達を原石にたとえれば試練
は溶鉱炉である、とはヒルティの言葉です。

上の聖句の少し前に(18節)「今の時のいろい
ろの苦しみ」という言葉が出て来ます。私達の
人生には様々な「苦しみ」があり、試練があり
悩みがあります。けれども、それら「すべての
こと」が、最終的・究極的に「益」となるので
す。決して無駄になることはないのです。「神
がすべてのことを働かせて益として下さる」か
らです。そのことを信じて歩んで行きましょう。

  主の慰めと平安がありますように!
        牧師 熊谷徹