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茅ヶ崎同盟教会たより     2006年9月
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女が子を産むときには、その時が来たので
苦しみます。しかし、子を産んでしまうと、
ひとりの人が世に生まれた喜びのために、
もはやその激しい苦痛を忘れてしまいます。
  (ヨハネの福音書16章21節)
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キリストは、私達が味わう苦痛を「産みの
苦しみ」にたとえておられます。私達の苦
しみや悲しみは無意味ではないから;それ
はいつまでも続くものではないから;私達
の苦しみや痛みには意味があるから;それ
らは後になって喜びや慰めや平安をもたら
すから;だから「産みの苦しみ」なのだ、
と主イエスはおっしやるのです。

今あなたが味わっておられるかも知れない
苦しみや悩みも、後になれば平安な義の実
を実らせてくれる「産みの苦しみ」である
に違いないのです。そう信じて、明日への
希望を抱いて、人生を生き抜いていただき
たいと思うのです。

   主の平安がありますように!
   牧師 熊谷徹(Toru KUMAGAI)