茅ヶ崎同盟教会たより   2008年3月
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わたしは、あなたの神、主であって、海をかき
立て、波をとどろかせる。その名は万軍の主。
        (イザヤ書51章15節)
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詩人の八木重吉(1898-1927)は、晩年、茅ケ崎で療養生活を送りました。彼を偲ぶ碑が茅ケ崎市美術館の庭に佇んでいます。そこには彼が病床から詠んだ歌が刻まれています;
「あの浪の音はいいなあ 浜へ行きたいなあ」。キリスト者だった彼は、遥かに聞こえる「浪の音」を聞いて、「海をかき立て、波をとどろかせる」神に思いを馳せ、平安を得ていたのかも知れません。

上の聖句は、「海をかき立て、波をとどろかせる」偉大な創造者が「あなたの神、主」であると告げています。海と山を創造した偉大な神が「あなた」の造り主であり、あなたはそのお方に愛されている尊い存在なのです。

    主の恵みと平安がありますように!
     牧師 熊谷徹(Toru KUMAGAI)