茅ヶ崎同盟教会たより   2009年3月

=======================
寄るべのない者をしいたげる者は自分の造り主を
そしり、貧しい者をあわれむ者は造り主を敬う。
             (箴言14章31節)

=======================

「虐げてはならない」と神は命じます。しかしこの神の命令を踏みにじり「寄るべのない者を虐げる者」がいます。造り主をそしり神を敬わない者達です。

彼らとは対照的に、「
造り主を敬う者は貧しい者を憐れみます」(原文の順序通りの訳文)。

聖書では「あわれむ」という言葉は、人間に対する神の真実な愛の感情や慈愛を表す時に用いられます。神から「あわれみ」を受け、造り主の「慈愛」を知った人は、他者に対して「憐れみ」の心、とりわけ、「貧しい者」や弱い者を慈しみ愛する心を持つようになります。

キリストは、「神を愛し人を愛せよ」と命じておられます。造り主を敬い、人を愛する者になりましょう。

      主の憐れみがありますように!
      牧師 熊谷徹(Toru KUMAGAI)