茅ヶ崎同盟教会たより   2009年8月

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悪から遠ざかって善を行い、平和を求めてこれを追い求めよ。
      
 (ペテロの手紙第一、3章11節)

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「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚する」。平和への願いと決意が込められた日本国憲法の前文です。8月15日の終戦の日を前に、改めて戦争の愚かさと平和の大切さへの思いを新たにしたいと思います。

「悪から遠ざかれ」と聖書は告げます。私達は戦争という悪から遠ざからねばなりません。「善を行え」と聖書は告げます。私達は平和を守るという善を行うように努力せねばなりません。「平和を求めてこれを追い求めよ」と聖書は告げます。それも「求めよ・・・追い求めよ」と強く命じています。罪人である人間にとって、平和はそう簡単に手にすることが出来ないものだからです。だからこそ諦めてはいけないのです、「平和を追い求める」ことを。

キリストはこう言われます;「平和を作る者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるから」(マタイ5:9)。
     地の上に平和がありますように!
      牧師 熊谷徹(Toru KUMAGAI)