茅ヶ崎同盟教会たより   2009年11月

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私達が滅びうせなかったは、の恵みによる。主のあわ
れみは尽きないからだ。それは朝ごとに新しい。(中略)‥
それゆえ、私は主を待ち望む。 (哀歌3章22〜24節)

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「人間五十年下天のうちをくらぶれば夢幻の如くなり」とは
『敦盛』の一節。五十年と言えば大変に長い年月ですが、
いざ過ぎてしまうと、あっという間のことのように思えます。

上の聖書の言葉は、祖国が戦いに敗れ、破壊され、荒廃
した様子を見た詩人が、落胆と悲嘆の中から、神に目を
向け、主の憐れみを思い、慰めと希望を見出して生きて行
く決意を歌った詩です。

茅ケ崎同盟教会は今年創立50周年を迎えました。ここま
で歩んで来ることが出来たのも、この詩人が歌ったように
「主の恵みとあわれみによる」ものでした。そのことを忘れ
ずに、これからも、朝ごとに新しい恵みを与えて導いて下
さる主を待ち望みつつ、歩んで行きたいと願っています。

  主の恵みとあわれみとが豊かにありますように!
      牧師 熊谷徹(Toru KUMAGAI)