茅ヶ崎同盟教会たより   2009年12月

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そして急いで行って、マリヤとヨセフと、飼
い葉おけに寝ておられるみどり児とを捜し当
てた。
(ルカの福音書2章16節)

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『まぶねのかたえに』という讃美歌があります。
タイトルは「飼い葉おけのかたわらに」という
意味です。作曲はバッハ、作詞はバッハと同じ
ルター派の牧師ゲルハルト(1676年没)。

反ナチ闘争で殉死したボンヘッフアー牧師はこ
う言いました;「この讃美歌はどの言葉をとっ
てみても実に内容が豊かでありしかも美しい。
…ここには『飼い葉桶と私』という関係の他に
『私とキリスト』という関係がある。この『私
とキリスト』という関係の意味をこの讃美歌ほ
ど見事に言い表したものはない」。

羊飼い達はみどり児イエスが眠る馬槽のかたえ
に立ちました。私達も馬槽のかたえに立ち、
「飼い葉桶と私、キリストと私」との関係につ
いて思い巡らしてみましょう。

      メリー・クリスマス!
    牧師 熊谷徹(Toru KUMAGAI)