「よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし」とは『方丈記』の一節。ヤコブは告げます;
「人は霧。現われたと思ったらいつの間にか消えてしまう霧のごとし」と。
儚い霧のような人間には、「明日のことは分からない」のです。だから不安になるのです。そんな私達に平安と希望を抱いて生きることを教えてくれたのがキリストです。キリストはこう言われます;「明日を思い煩うなかれ。神を信じわれを信ぜよ」と。
明日を与えて下さるのは神です。明日を神に委ね、希望と勇気を抱いて歩みましょう。
平安がありますように!(牧師・熊谷徹)
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