茅ヶ崎同盟教会たより 2010年8月


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彼らはその剣を鋤に、その槍をかまに打ち
直し、国は国に向かって剣を上げず、二度
と戦いのことを習わない。
(イザヤ2:4)

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グラーツの兵器博物館に三十年戦争で使われ
た兵器が展示されています。その中の何点か
は、農業のためのスキや鎌が戦争のための剣
や槍に作り変えられた物です。

日本にも農具や鐘が弾丸や銃器に作り変えら
れた時代がありました。あの太平洋戦争が終
わってから65年。今年も原爆の日、終戦の日
がやって来ます。私は「戦争を知らない子供
たち」の一人ですが、この時期になると、改
めて戦争の愚かさと悲しさを思わずにおられ
ません。そして上の聖句のように、もう「二
度と戦争のことを習わない」ようでありたい
と思わされるのです。
「平和を作る者は幸いです。その人は神の子
どもと呼ばれるから」(キリスト)。

 地の上に平和がありますように!
      (牧師・熊谷徹)