茅ヶ崎同盟教会たより 2011年9月


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ダピデは立琴を手に取って、ひき、サウルは元気
を回復して、良くなり…。(サムエル記−、16:23)

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先日、鍵盤楽器の巨匠・小林道夫氏のオルガン&
ピアノ演奏会に行ってきました。17〜18世紀のオ
ルガン曲やモーツアルトのピアノ・ソナタに耳を傾け、
静かで満ち足りたひと時を過ごすことができました。
大変な猛暑でしたが少しずつ秋の気配を感じます。
音楽の秋・芸術の秋が近づいています。

最近「何々力」という言葉が流行っています。音楽に
も「音楽力」と言うべき不思議で素晴らしい力があり
ます。慰めや励ましを与え、希望や勇気を与えて、
安らぎを与えて…と。

上記の聖句は、心を病んで些細なことに怯えるよう
になったサウル王を、若きダビデが「たて琴」を弾い
て王の気持を落ち着かせた場面を描いたものです。
3千年も昔の「音楽療法」です。美しい音楽には不
思議な「音楽力」があります。教会の礼拝で歌う讃
美歌や聖歌にもそういう「音楽力」があるのです。

 恵みと平安がありますように! (牧師熊谷徹)