====================== === ダピデは立琴を手に取って、ひき、サウルは元気 を回復して、良くなり…。(サムエル記−、16:23) ====================== === 先日、鍵盤楽器の巨匠・小林道夫氏のオルガン& ピアノ演奏会に行ってきました。17〜18世紀のオ ルガン曲やモーツアルトのピアノ・ソナタに耳を傾け、 静かで満ち足りたひと時を過ごすことができました。 大変な猛暑でしたが少しずつ秋の気配を感じます。 音楽の秋・芸術の秋が近づいています。 最近「何々力」という言葉が流行っています。音楽に も「音楽力」と言うべき不思議で素晴らしい力があり ます。慰めや励ましを与え、希望や勇気を与えて、 安らぎを与えて…と。 上記の聖句は、心を病んで些細なことに怯えるよう になったサウル王を、若きダビデが「たて琴」を弾い て王の気持を落ち着かせた場面を描いたものです。 3千年も昔の「音楽療法」です。美しい音楽には不 思議な「音楽力」があります。教会の礼拝で歌う讃 美歌や聖歌にもそういう「音楽力」があるのです。 恵みと平安がありますように! (牧師熊谷徹) |