昨年は｢患難｣の年でした。３月１１日の東日本大震
災と大津波、それに続く原子力発電所の事故と放
射能汚染…。あれから間もなく一年が過ぎようとして
います。一日も早い復興をお祈りするものです。

上のキリストの言葉から｢患難｣について三つのこと
を学ぶことができます。第一は｢世にあっては患難が
ある｣ということです。人生に患難はつきものであり、
患難に襲われた時にどう対処するかが重要です。第
二は｢しかし、勇敢でありなさい｣ということです。キリ
ストは患難に負けそうな私達に｢患難に負けるな。勇
気をもって患難に立ち向かえ｣とおっしやるのです。
第三は｢わたしはすでに世に勝ったのです｣とおっし
やるキリストが私達の味方であるということです。

自分の力だけで患難に立ち向かうことは困難です。
でも勝利者キリストが私達の友として私達と共に患
難に立ち向かって下さるのです。このお方から力と
勇気をいただいて、患難を乗り越えて行きましよう。

　主の慰めと平安がありますように！（牧師熊谷徹）