茅ヶ崎同盟教会たより 2014年05月


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この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。 (ヨハネの福音書1:4-5)
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夕方に近くの海岸を散歩する。目の前に烏帽子岩、左遠方に江ノ島が見える。日が暮れると江ノ島の展望灯台・シーキャンドルの光が点滅する。海の安全を守る光である。先日、湘南の地に住んで14年目にして初めてその展望灯台に昇った。娘と孫のお伴としてであるが…。天気晴朗、眼下遥か向こうに烏帽子岩、その彼方には白雪残る麗峰富士山が見えた。

キリストの最愛の弟子ヨハネが言う「この方」とはキリストのことである。彼が言う「いのち」とは「真のいのち、永遠のいのち」のことである。「このいのちは人の光であった」とヨハネは言う。キリストは私達に「まことのいのち」を与え、「永遠の命」を与えて下さる。このお方は全ての「やみ」を打ち破るお方である。キリストは私達の心の「闇」を打ち破り、「光」を与えて下さる。キリストはあなたの心を照らす光である。あなたに愛と希望の光を与え、真の「いのち」を与えて下さる「まことのいのち」であり「永遠のいのち」そのものなのである。
(牧師熊谷徹)