茅ヶ崎同盟教会たより 2014年09月


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やめよ。わたしこそ神であることを知れ。(詩篇46:10)
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9月12日は「宇宙の日」である。1992年のこの日、毛利衛氏がエンデバー号に乗って宇宙に飛び立った。日本人初の宇宙飛行士である彼はこう言った;「地球はひとつ、と言うでしょう。私は宇宙から地球を見たんですよ。地球は本当にひとつなんです」。

悲しいことに、「ひとつ」である地球の上で、人間同士がいがみ合い争い合っている。神はそのような人間たちをご覧になりこう言われる;「やめよ。わたしこそ神であることを知れ」と。この言葉の直前にはこういう言葉が記されている;「主は地の果てまでも戦いをやめさせ、弓をへし折り、槍を断ち切り、戦車を火で焼かれた」と。神は平和の神であり、人々の間の争いや憎しみを終わらせて下さる愛の神なのである。全ての人がこの平和と愛の神を「知る」ことができたとき、「戦い」は消え去り「地球は一つ」になれることだろう。それは夢物語にすぎないのだろうか。

愛と平和の神はこう言われる;「汝ら、静まりて、われの神たるを知れ」と。(牧師 熊谷徹)