茅ヶ崎同盟教会たより 2015年8月

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主は天から目を注ぎ、人の子らを残らずご覧になる。
御住まいの所から、地に住むすべての者に目を注が
れる。
(詩篇33:13, 14)

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 「戦争孤児の70年」の記事を読みました。「現在80歳の女性は東京大空襲で父母を亡くし、弟とともに親戚に与られたが、泥棒猫と言われ、辛い日々に耐えられず踏切の線路に入ったが弟を思って我に返ったという。『失せろ』と言われ食事ももらえなかった、中学も行かれなかった、死を考えたなど同じような経験をした多くの孤児がいた。全体で12万超のうち終戦時はほぼ8〜14歳。学童疎開中に親を失った子が多かった。」
 戦争さえなければ、両親、兄弟姉妹ともに幸せに暮らすことができた人々です。
 神様は旧約聖書でこう言われました。「みなしごを悩ませてはならない。もし、あなたが彼らをひどく悩ませ、彼らがわたしに切に叫ぶなら、わたしは必ず彼らの叫びを聞き入れる。わたしの怒りは燃え上がり‥。」(出エジプト記22:22, 23)愛する子供たちが悲しい辛い経験をしないように、神の怒りが燃え上がらない平和な日本であり続けるよう、祈りの手を高く上げて行きましょう。
伝道師:川島正子