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眠った人々のことについては、兄弟たち、
あなたがたに知らないでいてもらいたくあり
ません。あなたがたが他の望みのない人々の
ように悲しみに沈むことのないためです。
(テサロニケ人への手紙第一4章13節)
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11月第一の主日は、聖徒の日とされ、召天
者礼拝をもっています。1世紀末以降多くの殉
教者が起こり、教会ごとに聖徒を記念して死ん
だ日にその人の名をつけて礼拝をしていました。
9世紀頃、すべてをまとめ11月1日に諸聖徒(オ
ールセインツ)としたのです。眠った人々とは、
イエスを信じ、この地上での生涯を終えた人で
す。テサロニケの教会の人たちは、誰もが主イ
エスの再臨を見るとおもっていたようです。と
ころが先に亡くなる方もいて、復活の希望を持
てなくなっていた人たちがいたのです。身近な
愛する家族を失い、心に空洞をかかえ、なかな
か前に進むことができない方もいらっしやるか
もしれません。しかし聖書は、主を知らない人
たちと同じように悲しみに沈むことがないよう
に正しい知識を持つよう奨めています。キリス
ト者の希望は、死で終わるのではなく、くちな
い栄光のからだに変えられる約束をいただいて
いるのです。主イエスは、十字架で死なれまし
たが、3日目によみがえられ、死に打ち勝たれ
たのです。ここに希望があるのです。石川新牧師 |
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