茅ヶ崎同盟教会たより 2015年12月

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  きょうダビデの町で、あなたがたのために、
 教い主がお生まれになりました。この方こそ
 主キリストです。
(ルカの福音書2章11節)

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クリスマスが近づくとオー・ヘンリーの「賢者の贈物」を思い出します。貧しいジムとデラにはそれぞれーつづつ自慢のものがありました。ジムは祖父そして父から送られた金の懐中時計、デラは褐色の滝のようにきらきら光る長い髪でした。クリスマスにプレゼントしたくてもお金のない二人。デラは自分の美しい髪を切って売り、懐中時計の金の鎖を、ジムは懐中時計を質に入れて、デラの為に鼈甲の美しい櫛を買いました。最も大事なものを愛する人のために手放しました。それこそがどんな贈り物よりも賢明な賢者の贈り物であると作者は私たちに語ります。

私達にも神様から贈り物がありました。それは神様の愛すひとり子のイエス・キリストです。 「キリストは神の御姿である方なのに、神のあり方を捨てられないとは考えず、ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間と同じようになられました。」(ピリピ書2:6〜7)この方を神様からのプレゼントとして心にお迎えください。イエスさまの平安があなたの心に満ちるでしょう。
  メリークリスマス!
            伝道師 川島正子