茅ヶ崎同盟教会たより 2016年7月

=========================
平和をつくる者は幸いです。その人たちは神
の子どもと呼ばれるから。
(マタイ5:9)
=========================

 イエスキリストの山上の説教の冒頭の8つの祝
福の7番目のことばです。1世紀の世界は、ローマ
帝国における軍事力によって平定し、秩序と安全
をもたらす考えがありました。イスラエルもロー
マの植民地とされていたのです。ローマ皇帝に背
かない限り、政治、社会、経済、文化、宗教にお
いて自由が保証されたのです。
 しかし主イエスが説く平和は、ローマ帝国がも
たらすものとは違いました。武力では平和はもた
らしません。平和は、私たちが、まず神に背いて
いたことを知り、罪を悔い改め、神と和解し、御
子イエスを救い主として信じることから始まりま
す。さらに平和をつくるという積極的な面が語ら
れています。神の子と呼ばれるとは、神の子とさ
れる特権にあずかるのです。1つは、神が備える
天の御国を相続する者となるのです。現在の日本
の動きは、軍備増強、格差社会を生み出し、平和
憲法を改正する動きへと進んでいます。次週参議
院選挙は、国の方向性を定める重要な選挙です。
平和憲法が改正されればどうなるのでしょうか。
しかと見極め祈りをもって投票しましょう・。真の
平和は天の御国において成就するのです。(石川新)