茅ヶ崎同盟教会たより 2016年12月
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きょうダピデの町で、あなたがたのために、
救い主がお生まれになりました。この方こそ
主キリストです。

                                    ルカの福音書2:11
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 「もろびと、こぞりて…」の讃美歌があちこちで
聴こえる季節となりました。「主はきませり、主
はきませり」と口ずさむたびに御子イエスさまの
ご降誕を喜び、心が弾んできます。この曲の三節
の歌詞について「讃美歌・聖歌ものがたり」(大
塚野百合著)には次のように書かれています。
 「『しぼめる心の花を咲かせ、めぐみの露おく
(めぐみの露を置く方)、主はきませり』の直訳は
 「主は、破れた心を包み、血がしたたるたましい
を癒されます。」で文字通りに訳すと「主は、ブ
ロークンハートに包帯をし、血を流している魂を
癒されます。」となります。作曲したウオッツ・
ドッドリッジは英国の会衆派教会の牧師で教会員
に悲劇が襲い、深い悲しみにある人を慰めるため
にこの言葉を書いたのかもしれません。」と。
 イェスさまは「すべて、疲れた人、重荷を負っ
ている人は私のところに来なさい。」と招いて
傷ついた魂を癒してくださるお方です。私たちの
罪を赦し永遠の命を与えるためにお生まれになり
ました。「主はきまソせり、主はきませり」と感謝
しつつ、高らかに主を賛美いたしましょう。
Merry Christmas !   伝道師 川島正子