茅ヶ崎同盟教会たより 2017年6月
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苦難の日にはわたしを呼び求めよ。わたしはあなたを
助け出そう。あなたはわたしをあがめよう。
                                            (詩篇50:15)

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 「神である主は土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。そこで人は生きものとなった。」(創世記2:7)大神の造られた被造物の中で唯一「ひと」だけが神と交わることができます。それは「祈り」を通してです。
 「一日に一度、主の祈りを祈り、続いて自分の祈りをささげる。それは大切な信仰の呼吸である」(渡辺正雄著「祈り」より)。弟子たちがイエス様に「私たちにも祈りを教えてください」と言った時「祈る時にこう祈りなさい。」とイエス様が教えてくださったのが「主の祈り」です。ルカ11:2では「父よ。」で始まり、この「父」(アラム語アッバ)は幼児が父親に向かって呼びかける言葉です。到底近づくことのできない聖なる神に向かいこのように親しく呼びなさいとイエス様は教えて下さいました。そして神様は「苦難の日には、わたしを呼び求めよ」言われます。
 「まどろむこともなく、眠ることもなく」(詩篇121)日々私たちを守り続けていてくださる神様をイエス様のように「アッバ、父よ」と呼んで幸いな交わりの祈りの時を持ちましょう。 伝道師 川島正子