茅ヶ崎同盟教会たより 2017年9月
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鹿が谷川の流れを慕いあえぐように,
神よ,私のたましいはあなたを慕いあえぎます。
人が一日中「おまえの神はどこにいるのか」と私に言う間。
      わがたましいよ。神を待ち望め。
      私はなおも神をほめたたえる。
                                       旧約聖書・詩篇42篇(抜粋)

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 プロテニスプレーヤーの錦織圭選手のコーチを務めるマ
イケル・チャン氏は,1989年全仏オープンで17歳3ヶ月の
史上最年少で優勝した選手でした。彼はクリスチャンで全
仏オープンの優勝後のインタビューでは「この勝利はイエ
ス・キリストのおかげです」と語ったそうです。
 ところがその後,骨折やスランプを経験した時,マスコ
ミから「きみの神はどこにいるんだい。負けたときも神の
おかげなのか」と容赦ない批判を浴びたそうです。そんな
中でも,戦う力を神に求めてプレーをしてきたそうです。
 冒頭に掲げた聖書の言葉に通じるものがあります。「お
まえの神はどこにいるのか」という声を一日中聞かされな
がらも,詩人は神を待ち望みます。鹿が谷川の流れを慕い
あえぐように,詩人は神を慕い求めます。
 物事が思うように行かなかったり,理不尽な思いをした
り,自分を分かってもらえない苦しみを経験することがあ
ります。心が渇き,うなだれ,思い乱れるような時もある
でしょう。生ける神はそんな私たちの声を真っ直ぐ受け止
め,渇きを癒し,回復を与え,救いをもたらす神です。こ
の方を呼び求めてみませんか。     牧師 山村 諭