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私は山に向かって目を上げる。私の助けはどこから来る
のか。私の助けは主から来る。天地を造られたお方から。 詩篇121:1
========================== 10月初旬、松原湖研修会に行く途中、上記のみことばの書いてある大きな石碑の脇を通過しました。間もなく見晴らしの良い場所につきました。そこは清泉寮(せいせんりょう)という場所で八ヶ岳を右手に、前方には遠く富士山も見え最高に美しい景色でした。
ここは1891年生まれで親日家であったアメリカ、ケンタッキ一州出身の牧師ポール・ラッシュが山間寒冷地で米作に適さない清里高原で酪農(ジャージー種)などを開拓支援し発展させた場所でした。彼は清里の父と呼ぱれ、また立教大学教授在職中1934年に東京学生アメリカンフットボール連盟を設立し、後に「日本フットボールの父」の称号を得、また立教大学のチーム名ラッシャーズは彼の名にちなんで名付けられたそうです。{ウィキペディアより}。
広大な敷地の中に彼の像があり、それはまっすぐ富士山を見ていました。そしてその像の後ろにも上記のみことばが書いてありました。かつて巡礼者はこの詩を歌いながら、エルサレムまで上って行きました。ポール・ラッシュもそそり立つ山のような困難に「わが助けはいずこから?」と叫ぶ時があったのではないでしょうか。しかし、彼もまた、イスラエルの民のように「わが助けは天地を造った神から来る」と固く信じあの地を開拓して行ったのではと思いました。みことばは力ですね。
伝道師 川島正子
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