茅ヶ崎同盟教会たより 2018年12月
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「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお
生まれになりました。この方こそキリストです。」
                                                ルカ2:11

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 救い主のお生まれになったことを世界で一番に知ら
されたのは、野宿をしながら羊の群れの夜番をしてい
た羊飼いたちだった。彼らは貧しく、また当時律法を
厳格に守る人たちからは軽蔑されていた。羊の群れを
絶えず見張っていなければならない彼らにとって律法
の一点一画を守ることは不可能だった。蔑まれ最も低
く生きていた彼らに民の誰よりも早く、上記の喜びの
知らせが、み使いによって与えられた。
「キリストは神の御姿であられるのに、神としてのあ
り方を捨てられないとは考えず、ご自分を空しくして、
しもべの姿をとり、人間と同じようになられました。
人としての姿をもって現れ、自らを低くして、死にま
で、それも十字架の死にまで従われました。」(ピリピ
2:6~8)

キリストは神の御子でありながら、羊飼いよりもさら
に身を低くされしもべとなられた。キリストは私たち
を空しい罪の生涯から救い、輝くいのちに生きる者と
するために生まれてくださった。
羊飼いがみどりごのキリストを見つけ歓喜したように、
私たちもこの大きな喜びを神に感謝し聖名を讃えよう。
              伝道師 川島正子