============================ 神は、実にそのひとり子をお与えになったほどに世を愛れた。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。 ヨハネ3:16 ============================ 3月の子育て中のお母さんの会ではゲリー・チャップマン、 ロス・キヤンベル著「子どもに愛が伝わる5つの方法」から分 かち合いました。「こどもの心のタンクは無条件の愛で満たし てあげる必要があります。無条件の愛とは子供の存在をそのま ま受け入れ、肯定する「完全な愛」です。子供の行動には左右 されません。子供が何をしようがしまいが。」ここを読んだと き、二つのことが浮かびました。一つは幼い子。ママが怒ろう が、何をしようがママです。子供こそ純粋な愛でママを愛して いると思いました。 もう一つは、十字架上のイエス様です。「父よ、彼らをお許 しください。彼らは、自分が何をしているのかがわからないの です」(ルカ23:34) と太い釘を手足に打ち込まれ壮絶な苦し みの中で、ご自分を罵り十字架にかけた人々のために神に祈ら れました。父なる神様はイエス様を十字架に架けることにより、 私たちのいっさいの罪を赦してくださいました。著者は「条件 付きの愛を示してしまう親が少なくない、」と言います。私たち はそんな愛しか持てない弱いものです。しかし私たちの罪も弱 さも全てご存知で私たちをそのままで愛し、その愛で包んでく ださる神様。 受難節の今、キリストの十字架上のことぱとともに神の愛を 思う日々でありますように。 伝道師 川島正子 |