茅ヶ崎同盟教会たより 2019年4月
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神は、実にそのひとり子をお与えになったほどに世を愛れた。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。   ヨハネ3:16
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 3月の子育て中のお母さんの会ではゲリー・チャップマン、
ロス・キヤンベル著「子どもに愛が伝わる5つの方法」から分
かち合いました。「こどもの心のタンクは無条件の愛で満たし
てあげる必要があります。無条件の愛とは子供の存在をそのま
ま受け入れ、肯定する「完全な愛」です。子供の行動には左右
されません。子供が何をしようがしまいが。」ここを読んだと
き、二つのことが浮かびました。一つは幼い子。ママが怒ろう
が、何をしようがママです。子供こそ純粋な愛でママを愛して
いると思いました。
 もう一つは、十字架上のイエス様です。「父よ、彼らをお許
しください。彼らは、自分が何をしているのかがわからないの
です」(ルカ23:34) と太い釘を手足に打ち込まれ壮絶な苦し
みの中で、ご自分を罵り十字架にかけた人々のために神に祈ら
れました。父なる神様はイエス様を十字架に架けることにより、
私たちのいっさいの罪を赦してくださいました。著者は「条件
付きの愛を示してしまう親が少なくない、」と言います。私たち
はそんな愛しか持てない弱いものです。しかし私たちの罪も弱
さも全てご存知で私たちをそのままで愛し、その愛で包んでく
ださる神様。
 受難節の今、キリストの十字架上のことぱとともに神の愛を
思う日々でありますように。
                                                    伝道師 川島正子