============================== あなたがたが経験した試練はみな、人の知らないものではありません。神は真実な方です。あなたがたを耐えられない試練にあわせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えていてくださいます。 コリント人への手紙第Ⅰ 10:13 ============================== 水野源三さんは皆さんもご存じと思いますが、「瞬きの詩人」として有名です。4年生の時、赤痢のための高熱により、脳性小児麻庫となられた。意思表示は瞬きする事しかなかった。 自分の望む字を瞬きで合図され、この方法で実に多くの詩を書かれた。 『御神は真実な方だから』:「バプテスマを受けた間もない父なれば 今の試練は重過ぎると思うが 御神は真実な方だから 堪える力となぐさめを ゆたかに下さると思いいたり 安らぐこころ」『この星を』:「窓にのぞく星を見る。いろんな人が いろんな所で いろんなことを思い見ている 病室で苦しみを耐える人 淋しい夜道をー人あるく人 望みを失いうつろな心の人よ この星をつくられし主なる御神を 求めよ見つめよ」上記の聖句の「脱出の道」は状況が好転するという事ばかりではなく、辛く悲しみの真只中にある時も源三さんの詩のように神様は私たちの弱さを十分知り、耐える力と慰めを与えて下さる真実なお方です。みことばにより、また星を仰ぎ、全能の創造主を覚えることにより試練の中にあっても、乗り切れますようにと祈ります。 伝道師 川島正子 |