茅ヶ崎同盟教会たより 2021年6月
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親切なことばは蜂蜜。たましいに甘く、
骨を健やかにするにする。
 箴言16:24
                      

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帰り路の道路の角の端っこに、緑のじょうろがあって、そこにお花が入れてあるのに気づきました。毎日違ったお花で、お庭に咲いている花のようです。春のころは、さくら、シャクヤク、つつじ、最近は紫陽花。毎日楽しみながら、横目で見ていきました。どなたがこんな素敵なことをしておられるのだろうかと、気になってある日、近くを掃除していらっしゃる方に話しかけましたら、ご本人でした。車が入ってくるので注意を促すためのようでした。通るたびに次の歌が自然と浮かんできます。「小さなかごに花を入れ、寂しい人にあげたなら、部屋に香り満ちあふれ、暗い胸も晴れるでしょう、愛のわざは小さくても、神の御手が働いて、悩み多い世の人を明るくきよくするでしょう。」
クリスチャン歌手 本田路津子さんが歌われたのを記憶していますが、もとはアメリカのSunday School Hymns 教会学校讃美歌の「little deeds」という曲です。
「親切な小さなわざは不思議な力をもっている」と歌います。再びの緊急事態宣言、制限された、窮屈な日々、でもこんな風に隅に置かれたじょうろの花のように優しく行きかう人々の心を慰められたらなんと素敵でしょう。神さまの御手もともにあって。     
           伝道師 川島正子