当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生しましたので、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
(1)当該事象の発生年月日
2020年1月30日
(2)当該事象の内容
① 固定資産の減損損失
当社連結子会社のTMD社はOEPC(乗用車新車組付用製品)事業において、欧州および中国自動車販売市場の縮小による売上減やドイツ生産拠点再編の遅れによる収益性の低下により減損の兆候が認められたことから、将来の回収可能性を検討した結果、減損損失を特別損失として計上する見込みです。
② 関係会社株式評価損および関係会社債務保証損失引当金繰入額
TMD社において、経営成績および財政状態の悪化により、当社が保有するTMD社株式の実質価額が著しく低下することになったため、関係会社株式評価損を計上する見込みです。また、同社への債務保証等による損失に備えるため、関係会社債務保証損失引当金繰入額を計上する見込みです。
(3)当該事象の損益に与える影響額
当該事象の発生により、2019年12月期において、下記の通り特別損失を計上する見込みです。
(連結)減損損失 14,034百万円
(個別)関係会社株式評価損 15,031百万円
関係会社債務保証損失引当金繰入額 6,540百万円
なお、上記の関係会社株式評価損および関係会社債務保証損失引当金繰入額は、連結決算においては消去されるため、連結業績に与える影響はありません。
以 上